金沢市大野にあるヤマト醤油のランチ「発酵美人食堂」は超人気!予約必須です
金沢市の大野エリアと言えば、昔からお味噌やお醤油を作っている酒蔵が数多く集まっています。
大野エリアの中でもヤマト醤油さんの「発酵美人食堂」でいただけるランチは、ヘルシーなのにボリュームもあって、美味しいと評判の予約必須のお店です。
ヤマト醤油発酵美人食堂でいただけるランチの内容や同じ敷地内にある蔵の見学やお土産などもまとめてみました。
このページの目次
なぜ金沢市大野で醤油作り?その由来は?
どうして金沢市の海に面した大野エリアで、
醤油作りが盛んになったのかしら??
やすか
気になったので、調べてみました。
今日現在まで、金沢の海の玄関として繁栄してきた醤油の町「大野」に醤油作りが始まったのは約400年前になる。この誕生に大きな力を与えてくれたのは、百万石大名、前田家である。前田家三代目藩主、前田利常が加賀を治めた元和年間(1615~1624年)に、大野の町人、直江屋伊兵衛が藩主利常の命を奉じ、醤油醸造法を学び伝えたと言われている。後に前田家は参勤交代を利用し、東海道五十三次の宿場に大野醤油を宣伝したとも言われている。
このことから大野醤油は前田家の強力な支援を経て発展していき、現在では、加賀料理は勿論の事、全国に大野醤油の名が広まるほどに成長してきた。
引用:大野醤油醸造協業組合のホームページより
醤油の五大名産地は、野田・銚子・龍野・小豆島と、大野(金沢)だったとは、知りませんでした。有名な場所だっだんですね。
やすか
長年、醤油を作ってきたヤマト醤油さんでは、「ヤマト麹パーク」という麹が学べる施設とランチができる「発酵美人食堂」があるんです。実際に調味料を買うこともできますよ。
ヤマト醤油「発酵美人食堂」のランチをいただきました
では、さっそくランチをいただきます。 メニューは月替わりで、毎月ホームーページに紹介されています。
献立が毎月変わるので、毎月食べにくる人もいるとか。
~卯月~ 《4月1日~4月30日》
一.若布と竹の子玄米甘酒の進上揚げ
二.鶏肉の桜蒸しいしるだしあんかけ
三.卯の花と根野菜のうす色だし煮
四.つき蒟蒻の玄米甘糀と甘口糀醤油煮
五.春色三色串しねぎみそ・塩糀・ごまみそ 添え
六.ほたるいかの塩糀蒸し酢みそ添え
七.紅芯大根と胡瓜の塩糀和え
八.柳鰆の醤油糀バター焼き
寝かせ玄米 玄米甘酒豆腐
玄米味噌のお味噌汁
本日のデザート
なんと、8品も献立が並び、ボリュームもしっかりあります。
寝かせ玄米は、1回お替わりができます。量は指定できるので、
お茶碗にしっかり盛ってもよし、少しだけお替りしてもよしです。
4月のメニューの中で、私が一番美味しいと思ったのは、「鶏肉の桜蒸しいしるだしあんかけ 」でした。
普段食べたことのない一品で味が全然想像できなかったのですが、甘くない桜餅をおかずとして食べている感じでした。
いしるだしのおかげで、想像以上の美味しさ!
やすか
「いしる」とは、魚醤をベースにした出汁のことです。 普通のあんかけの味よりも存在感があるのに、 桜のふんわりとした味を上手に引き立てているところが、いい仕事していました!
ヤマト醤油の敷地内にある糀蔵(ひしほぐら)を見学
発酵美人食堂以外の施設も見学してきました。
「糀蔵」では、ヤマト醬油味噌の歴史を映像やパネルで紹介しています。
醤油や味噌の味や色も実際に見ることができたり、実際に使われていた味噌樽も展示してあります。団体のお客様が来ているときは、ヤマト醤油味噌の女将さん自ら解説しています。
手がすべすべになる糀手湯(ハンドバス)
こちらの手湯には、麹が入っていて、手を3分漬けるだけで、スベスベになると
いうので、やってみない訳にはいきません!!
左手だけ入れてみました。
比べてみたのですが、写真では分かりにくいですかね…。
触ると、左手の方がスベスベしていて、もっちりとした肌になっていました。
麹の手湯、おすすめです。
お家でも 洗面器にお湯を張って、余った 麹や甘酒を入れるとできますよ。
毎日家では、麹を入れたお湯で手湯って難しいですよね。そんなときは、麹で作ったハンドクリームもありました。
帰る前に本社直売所ひしほ蔵で、試食&お土産をチェック!
発酵美人食堂で食事終わったら、向かいのお店へ。 ヤマト醤油から販売されいるお味噌、醤油だけでなく、麹を使った調味料がずらっと並びます。 お土産を探すときに試食もできるので、 自分が気に入った一品を買うことも。地元ならスーパーでも取り扱っている商品もありますが、こうして商品がずらっと並んでいるのは、本店ならではですね。
おすすめは甘酒!砂糖を使わずに作っているので、とてもマイルドで飲みやすくなっています。また味が濃いので、豆乳や牛乳と割って飲むとさらに健康にGOOD!毎日飲むと腸の働きがよくなり、肌が綺麗になるという効果もありますよ。
ヤマト醤油「発酵美人食堂」の予約方法とアクセス
発酵美人食堂はネット予約か電話予約の2通りがあります。
①ネット予約
ネットでのご予約は、ご予約日の3日前まで受け付けています。
https://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/cafe_lunch.html#yoyaku
人数が多い場合、一度ネットで予約して、人数の変更がある場合は、
電話での連絡がおすすめです。
②電話予約
当日予約をしたい場合は電話のみの予約です。
※発酵食美人ランチは1日30食限定なので、要予約となっています。
あらかじめ電話をして、発酵食美人ランチが食べられるかを確認すると安心です。
週末やイベント時はすぐに駐車場が埋まるので、早目のご予約を!
やすか
ヤマト醤油味噌「発酵美人食堂」
店 名 | ヤマト醤油味噌「発酵美人食堂」 |
営業時間 | 11:30〜14:30(L.O.13:30) |
定休日 |
第1・3火曜、毎週水曜、年末年始 |
お問い合わせ |
tel:076-266-8500 |
駐車場 | 有 |
駐輪場 | 有 |
公式サイト | https://www.yamato-soysauce-miso.co.jp/koujipark.html |
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アクセスについて
・バスについて
金沢駅西口から徒歩3分の「中橋」停留所(中橋高架下)から、
北鉄バス「61 大野」または「63 大野港」行のバスで約30分。
終点「大野」または「大野港」バス停より徒歩3分~8分です。
北鉄バス:http://www.hokutetsu.co.jp/route-bus
・駐車場
お店の横は10台程で昼時はすぐに満車になります。道を挟んだ向かい(海側)にも駐車場がありますよ。
子連れでお出かけの時の注意点
本社直売所ひしほ蔵(お土産コーナー) 電話: 076-268-5289 営業時間:10:00〜17:00 定休日:毎週水曜(祝日の場合は営業)、年末年始 |
ヤマト醤油味噌・発酵美人食堂は残念ながら、バリアフリーではありません。
ベビーカーをお持ちの方は、注意が必要です。
①駐車場からお店に行くまでにちょっと歩くのですが、すぐに段差があります。
②お店に入る前にも段差があります。
昔の建物を使っているので、1人ではベビーカーを広げたまま、お店に入ることが難しいのでご注意ください。
発酵美人食堂は、お子様メニューもありません。個人的な意見ですが、子連れは難しくお一人様か、お子様を預けたり、幼稚園や学校に行っている間にランチに行くのがおすすです。
最後に石川弁で一言
美容にも健康にもいい「麹」を日常的に食べる習慣がある石川県は、
本当に美人が多い!
その理由はこの発酵食にあるのか~。
あ、石川弁になってなかった(;^ω^)
まだしゃべれないので、これから精進します!
やすか
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[…] 詳しくは私が寄稿した記事をご覧ください。 https://local.ishikawa19.com/yamatosyoyu-lunch/ […]