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制服を通して子供達の未来を救う!?制服リユース「リクル」代表の池下奈美さんにインタビュー

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この記事を書いている人 - WRITER -
一児の新米ママでISHIKAWA19の編集長です! 好きな言葉は「ケ・セラ・セラ」 最近、気になることはアレルギーチェックと全身脱毛です。 今年のテーマは使うところは使う、ミニマリズム。
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石川県の小学校・中学・高校の制服や体操服、ランドセルなどの中古販売や買取からリサイクルなど、制服専門店「リクル」代表の池下奈美さんにインタビューをさせて頂きました。

新たに立ち上げようとしている「制服バンク」設立のきっかけや制服を無償で届けたい思いの裏側に迫ります。

おさがりの制服が欲しいけれど…安く売ってくれるお店がない!から始まった、リクルの軌跡

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制服リユース「リクル」代表 池下 奈美(いけした なみ)さんのプロフィール

  • 石川県金沢市出身
  • 2児(現在、専門学校&高校)のママ
  • 制服のリユース専門店「リクル」代表 (現在、4年目)

こんにちは、奈美さん!本日はよろしくお願いします。早速ですが、最初にリクルのはじまりからお聞きしても良いですか?

サティー

はい。きっかけは単純で。入学してすぐの頃、外で遊んでいた息子が制服を派手に破いて帰ってきました。当時、リサイクルショップでは制服を取り扱うところはなく、タイミングよくおさがりを譲ってくれるママ友もいなかったので、中古の制服を買える場所が無くて困っていたことから始まりました。

奈美さん



そうだったんですね!今、ちなみにお子さんは…?

サティー

子供は二人いて、もう、上の子は高校を卒業して専門学校に通っていますので、自分たちで自分のことはしてくれるのでだいぶ、手はかからなくなりました。

奈美さん

おお、それは良いですね!…ところで「制服」ってそんなに高いんですか?うちの子はまだ幼稚園で正直、相場がわかってないです。

サティー

例えば、金沢市内の公立の中学校の場合ですがざっくりと、10万円はします。

奈美さん

金沢市内の女子中学生の制服の相場

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ええぇぇぇ〜〜ッ!思ってたより、高い!!制服って結構、コストがかかる物なんですね。冷汗

サティー

そうなんです。だから、男の子だと成長期で、あっという間にサイズが変わることだってあるし。私はおさがりでも良いから、安くで譲ってくれるお店がないかな〜と探したけれど無かったんです。だから、私自身が困っていたのがリクル立ち上げのきっかけです

奈美さん




はじめの一歩は小さく。石川県の起業家セミナーでの出会い


ぜひ、起業されたばかりの時のお話も詳しく聞かせてください。

サティー



中古の制服の販売をやりたいな〜と思ったのは2016年の8月でした。でも、制服ってネットはブルセラ扱いになってしまうからNGってことがわかったんです。どうやって起業すればいいかもわからず、勉強が必要だなって思い、まずは石川県産業創出支援機構(ISICO・イシコ)さんの起業家セミナーに参加しました。

そこで、参加されていた様々な先輩起業家さんから「制服の中古販売はやってみるべきだよ!」と、後押しをしてもらいました。

同じテーブルになったおばたみなこさんと出会い、HPやチラシ作りなどを手伝ってもらうことになり「制服リユースリクル」が形になっていきました。

奈美さん


あ、そこで みなこさんと出会われたんですね!みなこさんも、イシコさんも、お世話になってます!

サティー



そうなんですね!みなこさんにはWEBやチラシなどのデザインを。イシコさんからは、値段の付け方や、目標売上、経営方針など、様々なアドバイスをもらい、いまでも困ったときには相談に伺っています。

他にも、相談をしていたのが、不動ホールディングス代表の藤田一郎社長です。ビジネスの第一歩で大事なアドバイスを頂き、その後も大変お世話になりました。

奈美さん

多くの人のご縁や支えがあって今に至るんですね。ちなみに、ビジネスの第一歩でどんなアドバイスをもらったんですか?

サティー



まずは、借金はせず、お金をかけずにやってみること。そして、ビジネスの居候先を探しなさい!というアドバイスでした。

奈美さん




居候。。。??

サティー



はい、居候というのは店舗の場所をシェアしてくれる人を探すという事で、とにかく小さく始めろという事です。

奈美さん



なるほど!!

サティー



で、色々自分で探してはみたものの、まったく条件に合う物件が見つからなくて。結局、藤田社長が経営をするホテル花IchiRinの一角を、場所代無しで貸してくださったんです。

奈美さん



へ〜!!それは、すごい!とても、親切な方ですね。

サティー



そうなんです。2017年の1月から1年間、ホテルのお客様がチェックアウトした後、チェックインまでの時間に、スペースの一角で制服販売をさせてもらいました。

使用していなかった厨房に制服の保管もさせて頂いて。かなりのスペースを占領していました(笑)

奈美さん



なるほど!笑 なるほど。ちなみに、リクル設立年表を作ってみました! 

サティー



リクルの歴史年表

2016年8月 制服のリユース事業をやりたい!
          10月 「おしゃべり起業セミナー」に参加

2017年1月 野町のホテル「 花IchiRin 」の一角で事業スタート

2018年1月 収納スペースが厳しくなり、移転
      クラウドファウンディングに初挑戦
      ⭐︎金沢市小金町に店舗移転

⭐︎ 2019年 環境省「グッドライフアワード」の特別賞「エシカル賞」受賞
    北陸中日新聞・北國新聞・MROレオスタにて取材
  2019年12月 クリーニング店の「ホワイト急便」さんと提携開始
     北國新聞にて掲載

2020年 1月 北陸中日新聞にて会社の取り組みが掲載
    8月 加賀友禅の柄入りリユースバッグ&PCケースの制作
   北國新聞にて掲載
   ⭐︎リクル2号店が能美市にオープン

2021年 2月「制服バンク」設立のため、2度目のクラウドファウンディング開始
NHK総合「おはよう石川」・北陸放送ラジオ・北陸中日新聞・北國新聞・石川テレビなど数々の取材
   →目標金額30万円を大きく上回る100万円を達成

 

制服が買ってもらえない子供に無償で制服を!「制服バンク」とは?

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ところで、新しい取り組み「制服バンク」についてクラウドファウンディングを含めて、立ち上げたいと思ったきっかけから教えていただけますか?

サティー

はい、私にとってクラウドファウンディングは資金を集めるというより「認知」を広めるためという目的が大きいです。きっかけは、中古の制服を通して、子供達の生活が見えるようになってきたものの、本当に届けたい子供たちにはまだまだ届いていないという現実をなんとかしたいと思ったことにあります。

奈美さん

例えば、どんな現状ですか?

サティー

リクルではこれまで、まだ手直しができる状態の制服は、お直しやクリーニングをして通常の価格のおよそ3分の1の値段で販売してきました。そして、来店されるお客様とは制服のことだけでなく、学校や、塾、習い事、家庭のことなど様々なお話を聞いてきました。

子供が登校拒否になってしまって制服を全く使わないまま不要になった」というお話も多いですし、中には、「家庭の事情で制服の代金がすぐに払えず、待ってもらえないか?」という相談を聞くことも少なくありませんでした。

奈美さん



なるほど。子供自身や様々な家庭の事情などで制服を買ってもらえない子供、制服に袖が通せない子供たちがたくさんいるんですね。

サティー



そうなんです、私自身が母子家庭で育ったので、声をあげられない子供の気持ちがなんとなくわかるというか。

制服を通して、一人で抱え込んでしまいがちな子供たちにもっと寄り添えたら…と思いました。

奈美さん



あぁ〜…実は今、なんとかしたいなと思っている社会問題(児童虐待・ネグレクト)にもかなり共通しているように感じます。すでに大きな前進をされていて素晴らしいですし、本当に何か力になりたいです。

ちなみに、制服バンクでは具体的にどんな仕組みでそのような子ども達にアプローチされるんですか?

サティー



そうなんですね!何か、一緒にできたら良いですね。私が今できることは制服を提供することだけですが、制服を通して、本当に困っている子供の声を拾う事ができればと思っています。制服が買えないご家庭に、喜成清恵(きなりきよえ)さんが運営の「子ども食堂」さんを紹介するなどして、より子供たちに寄り添ったヒアリングを行ってもらいます。制服の提供だけではなく、必要な情報を届けられたらと思っています

奈美さん



ただ無償の制服を広めるのではなく、本当に困っている子供に届くようにして、子供たちが声をあげやすい仕組みを立てる制服バンクはとても良いアイディアだと思います。それと見事、目標金額も達成されましたね!!それでも、お困りごとなどありますか?私なりに応援できたらな。と思います。

サティー



はい、お陰様で石川県内外から数々の愛あるご支援を頂きました!今は、制服バンク設立に必要な最低資金は集まってはいますが、ニーズの高いサイズの制服は常に売り切れで、収集が難し部分もありますし、制服の数もメンテナンスのための人の手も足りていません。

ご支援は制服の寄付やメンテナンスのお手伝いなど、様々な形がありますので、力になってくださる方はぜひ、ご支援ご協力をお願いします。

奈美さん

NPO法人 制服バンク (設立準備室)

■お問い合わせ先 TEL: 070-4312-4578
                            MAIL: recle.boy.girl@gmail.com

■リクル公式HP https://recle.info/



最後に一言…

創業期は家族の理解の範囲内で起業する難しさ。起業しても中々思い通りにはいかず、悔しい思いも沢山乗り越えて来られた、奈美さん。実は特にやりたいことや趣味なんてなかったと仰っていたのですが、リクルを通して多くの人から”ありがとう”と言ってもらえる機会が増えたことが、1番のやりがいに繋がっていると涙も交えながらお話してくださいました。

リクルのスタッフさんは、子育てとお仕事を両立しながら、やりがいだと感じている方もいるようです!子育ても大切にしながら、思いやりに溢れた人の繋がりのある職場を探している方もぜひ、コンタクトしてみてはいかがでしょうか。

サティー

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